サッカー日本代表に28歳で初招集のFW大橋祐紀、今季の活躍は?森保監督「若い選手という考えもあるが普段の力を発揮して…」
日本サッカー協会(JFA)は3日、今月行われるFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)に臨むサッカー日本代表の最新メンバーを発表。今回の招集メンバーには、28歳で代表に初招集された大橋祐紀の名前があった。会見で、チームを率いる森保一監督が大橋について言及している。 【順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 今夏にイングランド2部ブラックバーンに移籍した大橋。開幕戦のダービーマッチではデビュー弾を放つなど存在感を発揮しており、ここまでリーグ戦8試合に出場してすでに4ゴールを記録している。 クラブの公式『X』で公開された最優秀選手の投票でも、大橋は43.9%の得票率を得てすでに現地のサポーターにも大きなインパクトを与えていた。そのため、森保ジャパンでも点取り屋として期待されること間違いない。 28歳という年齢で初招集という点について聞かれた森保監督は、「同じ力を持っているのであれば若い選手を…。という考えもある」と述べた上で、「W杯を見据えた時に、(28歳という年齢で)招集されるのはこれまでやってこなかったこと。我々も(いろいろな選手を)見ているということを選手に知ってもらいたい。若手やベテランであれ、明らかに結果を出して存在感を発揮しているのであれば、誰にでもチャンスがあると色々な人に思ってもらいたい」と、年齢を問わず活躍している選手であれば、日本代表の門は開かれているとコメントしていた。 また、「スカウティングの目はプレミアリーグだけではなくイングランド2部のチームも見ている。それはヨーロッパやアメリカ、Jリーグもそう。スカウティングのネットワークは世界中と言ってもいい、できる限り広げていることを再認識してほしい」と言葉を続けており、「本人には普段やっていることを発揮してほしい」と、今季イングランド2部で結果を残している大橋を招集するに至った経緯と同選手に対する期待について言及している。
フットボールチャンネル編集部