スロベニア代表をけん引してきたドラギッチ[写真]=Getty Images

　8月23日。スロベニア・バスケットボール連盟は、ゴラン・ドラギッチが代表チームで着用した背番号3を永久欠番にすることを発表した。 【動画】ドラギッチのNBAハイライトプレー集はこちら！ 　ドラギッチは2006年にシニア代表チームデビューを飾り、FIBAワールドカップ（世界選手権含む）に3度、FIBAユーロバスケットへ6度出場したレジェンド。2017年のユーロバスケットでは金メダルを獲得し、大会MVPとオールスター5に選出。 　翌24日に引退試合“Night of the Dragon”を控えるドラギッチは「バスケットボールが大好きだった。ここには友人がいて、ファンのみんなも最高だから、代表チームでプレーするのは簡単な選択だったんだ。NBAでプレーするための準備期間でもあり、できる限りベストを尽くしてきた」と話している。 　また、NBAキャリア15シーズンでフェニックス・サンズ、マイアミ・ヒート、ヒューストン・ロケッツなど計7チームに所属してきた技巧派レフティは、オールスターに1度、オールNBAサードチームにも1度選ばれた実績を持つ。 　スロベニアで開催される引退試合には、スロベニア代表の“後輩”ルカ・ドンチッチ（ダラス・マーベリックス）、サンズ時代の元同僚でカナダ出身のスティーブ・ナッシュ（元サンズほか）、ヒート時代の元同僚クリス・ボッシュ（元トロント・ラプターズほか）、ロケッツとサンズ時代の元同僚でアルゼンチン出身のルイス・スコラ（元ロケッツほか）のほか、セルビア出身のニコラ・ヨキッチ（デンバー・ナゲッツ）とボグダン・ボグダノビッチ（アトランタ・ホークス）、ドイツ出身のダーク・ノビツキー（元マブス）といった超豪華メンバーが参戦する。 　自身のニックネーム“The Dragon”が冠された引退試合は、38歳のドラギッチだけでなく、参加するレジェンドや現役選手たち、ファンにとっても特別な日になりそうだ。