石破総理が触れた「野党との大連立」維新・吉村代表は真っ向から『否定』「連立を組むことはない」夏の参院選では『現有議席位以上』を目標に
年明け早々、石破総理が言及した「野党との大連立」。野党各党が否定するなか、6日、日本維新の会の吉村洋文代表も、連立を組む可能性を否定しました。 石破総理は、少数与党となるなか、政権を運営する方法の1つとして、野党と大連立を組むことは「選択肢としてある」と、1日のラジオ番組で明かしました。 これに対し、立憲民主党の野田代表は4日、「災害やパンデミックの状況下では否定しないが、平時では考えていない」として、野党結集に主眼をおいて取り組む考えを示したほか、国民民主党の古川代表代行も、大連立入りするつもりはないと否定しました。 6日、日本維新の会の吉村洋文代表も記者団に対し、大連立入りを真っ向から否定しました。 (維新 吉村洋文代表) 「維新の会として連立を組むことはありません。今、自公政権とは正面からぶつかっているというのが維新の会だと思っていますし、それからやはり自公政権、これはある意味、僕から見れば既得権重視の政治をずっとしてきているわけですから、そこに入る意味は僕はないと思っています」 一方で吉村代表は、夏の参議院選挙をめぐり、「今は維新を立て直す時期で厳しい状況にある」などとして、現有議席以上を目標とすることを改めて説明しました。