フィギュアスケーター 高橋大輔さんがジェルネイルを始めたきっかけは?「今ではすっかりハマッて完全に趣味です」
美しきスケーター 高橋大輔さんスペシャルインタビュー
「明日の私をMAKEしよう」をテーマに、自分らしい美しさを体現している方々にインタビュー。今回は、スケート人生30年を迎えたプロフィギュアスケーターの高橋大輔さんが登場。昨年、競技者として2度目の引退をし、その美容感度の高さも注目の的。高橋さんの美の源泉となっているジェルネイルに込められた想いとは? 【写真】高橋大輔さん
高橋大輔さんがジェルネイルを始めたきっかけ
競技者として活動中は国内外を問わず、移動が多く、生活の中で制限を受けることが多かったという高橋さん。定期的に通うことが求められるネイルサロンや脱毛サロンも以前はできなかったことだ。「引退して時間的に余裕ができて、まずジェルネイルをしてみたいなぁ……と。爪を噛む癖があったのでそれを止めるために始めたのですが、最初に塗ってもらったときに、指に色があるのが新鮮で。最初の頃はずっと指先を見てましたね。気持ちが上がります。今ではすっかりハマッて完全に趣味です(笑)」。
男っぽい手指には寒色系が似合うと思う
撮影時はシルバーとホワイトのマーブル模様のジェルネイルで現れた高橋さん。この日は福岡でのイベントを終え、撮影翌日がネイルチェンジの予定とのこと。デザインのこだわりを伺うと、「ネイルを始めたのが引退した昨年の5月だったこともあり、夏に向けて“派手にしてやろう”と。洋服が黒っぽいもの一辺倒なので、小物はカラフルな色のものを選ぶようにしていて。ネイルの色もそんな感じなのですが、マットな質感があまり自分の好みでなく、柄柄したデザインが好きなのかも。意外と赤やピンクは自分の手には似合わなくて。手指が男っぽいせいだと思います。あったかい色ではなく、白だったり、ブルーだったり、冷たい寒色系が自分の指にはしっくりきます」。
翌日、カラーチェンジした後のデザインがこちら。撮影の日は「シンプルなシルバーにしようかなと今は思っていますが、基本、派手な柄好きなので、どうなるかな」と仰っていた通り、グレーをベースにした右と左でアクセントカラーを変えたバイカラーのデザインに。黒のレザーのトップスになじみつつ映えるデザイン、素敵♡ ●高橋大輔 1986年3月16日岡山県倉敷市生まれ。7歳でスケートを始め、ジュニアのころから才能を現す。シングルのフィギュアスケーターとして2006年トリノオリンピック出場、2010年バンクーバー五輪、日本男子初の銅メダル獲得。2014年ソチオリンピック出場後、引退。一度スケートを離れた後、2018年、競技へ復帰。その年の全日本選手権で2位となる。2020年からアイスダンスのスケーターに転身。2022年全日本選手権優勝。2023年現役を引退し、ソロ及び村元哉中とカップルを組むショースケーターとして意欲的に活動中。2024年6月8日~11日@横浜アリーナにて宮本亞門演出「氷艶2024ー十字屋のキセキー」が予定されている。 撮影/Sunao Ohmori(SECESSION) 『氷艶2024ー十字星のキセキー』 フィギュアスケートの氷上ならではの美しくしなやかな演技と感情表現で、日本文化を伝える艶やかな舞台を創っていきたいという想いが込められたアイスショー。高橋大輔さんは主演を務める。 2024年6/8(土)、9(日)、10(月)、11(火) 横浜アリーナ 16時開演 撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/宇田川恵司〈heliotrope〉 スタイリスト/折原美奈子 取材・文/平 輝乃 企画・構成/横山由佳〈MAQUIA〉 ジャケット¥55000・パンツ¥33000/CULLNI シャツ¥22800/STEALTH STELL'A(JOYEUX) ネックレス¥16500/Oyire_(JOYEUX) 右手薬指のリング¥157300/SHINGO KUZUNO(Sian PR) イヤーカフ¥12100 左手小指のリング¥18700/ TEN.