ココイチ運営、大阪のラーメン店を買収 M&Aで新規業態の拡大目指す
カレーハウスCoCo壱番屋を展開する壱番屋(愛知県一宮市)は12月23日、ラーメン店を運営するKOZOU(大阪市)の全株式を取得し、連結子会社化すると発表した。買収額は非公開で、2025年1月中旬の株式取得を予定している。壱番屋はM&Aを活用し、カレー以外の新規業態の展開を目指しており、今回の買収もその一環となる。 【画像】豚骨魚介ラーメン 小僧またおまえか。 KOZOUは、大阪市内を中心に「極濃豚骨 らーめん小僧」「豚骨魚介ラーメン 小僧またおまえか。」などのラーメン業態を6店舗、カレー業態を1店舗運営している。買収の経緯について、壱番屋は「KOZOUの商品力や新業態開発力が企業価値向上につながると判断した」とコメントした。 壱番屋は2030年までの経営の方向性を示す「壱番屋長期ビジョン2030」を策定しており、戦略の一環としてM&Aを活用した新規事業の展開を進めている。2023年3月には、つけ麺店「麺屋たけ井」を運営する竹井(京都府城陽市)を買収した。
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