チャペル・ローン

　シンガー・ソングライターのチャペル・ローン（26）が重度のうつ病と診断されたという。名声との闘いについてオープンにしているチャペル、セレブリティというステータスに対処できるよう定期的にセラピーセッションに通っているそうだ。 【写真】舞台とのギャップがすごい！ナチュラル時のチャペル 　チャペルはガーディアン紙にこう語る。「週に2回セラピーを受けている。先週精神科医のところに行って、というのも自分がどうなっているのかわからなくなってね」「彼女は重度のうつ病って診断した。私は悲しくもないし、そうだとは思わなかったけど。でも重度のうつ病患者のあらゆる症状が自分にはあったの」 　ブレインフォグ（頭の中にモヤがかかったように物事が思い出せなくなるような症状）、物忘れ、集中力の低下、そして視点が非常に乏しくなる症状があったというチャペルだが、短期間で人生が劇的に変わったことを理由に挙げている。「人生全体が変わったからだと思う。自分が本当に愛していること全てに負担が付加されている」「古着屋に行きたいと思えば、セキュリティを予約して、これは普通じゃないって覚悟したりする」「公園に行く。ピラティス、ヨガ。こういったことをストーカーや嫌がらせを受けず安全にするにはどうすればいいんだろう？ってね」 　そんなチャペルは以前、名声について「虐待する元夫のようなもの」とゼ・フェイス誌に説いていた。「名声は虐待のような気がする。ストーカー行為、ネット上での悪口、相手を放っておけない人たち、公衆の面前で怒鳴る人たち、虐待する元夫の雰囲気ね」「そんな感じ。ここまで嫌な気分になると私は思わなかった」 　しかしファンらからのポジティブな言葉を今も愛しているとして、「『ああ彼女は強烈だよね』って皆言ってくれる。けど『いいバイブスを持っている』とは言われることはあまりない。これは子供時代に遡ると思う。私は自分が良い人間だって皆に信じて欲しくて自分でもそう信じていて、そう言ってもらえると本当に嬉しいの」「涙が止まらなくなるからDMはもう読めない」「けど『あなたがしていることが何であれ、それは私を救ってくれた』って言われると、どんな賞やお金なんかとも引き換えにならないものだって思う」「人々が自由になれる場所を与えること以外自分は全く気にしていない。なぜなら私にはその自由が本当に必要だったから」と続けた。 （BANG Media International／よろず～ニュース）