ギュンドアンに続き退団の可能性?…バルサ、給与削減に向けてクリステンセンの放出を検討か
バルセロナに所属するデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンに退団の可能性が浮上しているようだ。22日、『アス』や『ムンド・デポルティーボ』など複数のスペインメディアが伝えている。 ハンジ・フリック新監督を迎えたバルセロナは、今夏の移籍市場でライプツィヒからスペイン代表MFダニ・オルモを獲得。EURO2024優勝に大きく貢献した“ラ・マシア”出身の26歳をスカッドに加え、攻撃陣の強化に成功した。 しかし、ラ・リーガが定めたサラリーキャップを超過しているため、ダニ・オルモの選手登録は未だ完了しておらず。マンチェスター・シティ復帰が決定的となっている元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンとベティスへのレンタル移籍が取り沙汰されているブラジル代表FWヴィトール・ロッキの退団により、財政的な余裕は生まれる見込みだが、それによってダニ・オルモの登録が可能になるかは不透明だという。 こうした現状を受け、バルセロナはスカッド全体の給与を削減するべく、既存戦力のさらなる放出を検討しているという。2022年夏に加入し、以降2シーズンに渡って主力として活躍しているクリステンセンにも退団の可能性が浮上しているようだ。移籍市場の閉幕が目前に迫った現段階で、獲得に興味を示すクラブが現れるかは不透明だが、バルセロナは今後も同選手の退団の可能性を模索し続ける見込みだという。 現在28歳のクリステンセンは2012年夏にチェルシーの下部組織へ加入し、2014-15シーズン途中にトップチームデビューを飾った。その後はボルシアMGへのレンタル移籍を経験しつつ、公式戦通算161試合に出場すると、2022年夏にはフリートランスファーでバルセロナへ加入。ここまで公式戦通算75試合出場4ゴール3アシストという成績を残し、在籍2年目の昨シーズンは主戦場とするセンターバック(CB)だけでなく守備的MFとしても活躍した。
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