JAFが非会員の「利用料」を大幅に値上げしたそうです。事故に遭った際の利用料が高いと困るため「加入」すべきでしょうか…?
一般社団法人日本自動車連盟(以下JAF)が提供するロードサービスは、急な車両トラブルが起きた際に活用できるものとされています。しかしJAFが非会員の利用料を大幅に値上げしたと聞き、加入しておいた方がよいか悩む人もいるでしょう。 今回はJAFが行った利用料金の改定の詳細をご紹介します。あわせて、会員と非会員でどのくらい差があるのか、加入するにはいくらかかるのかもまとめました。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
JAFが行った利用料金の改定について
JAFは、2024年4月1日に利用料金の改定を実施しました。おもな対象はJAFの非会員となっており、変更された部分は表1の通りです。 表1
※一般社団法人日本自動車連盟(JAF)「ロードサービス料金表(新旧比較)」を基に筆者作成 会員の場合も、けん引料の部分に若干の変更が加えられています。旧料金では15キロメートルまで無料だったのに対し、現行料金では20キロメートルまで無料となっているため、利用しやすくなったといえるでしょう。 ただし、超過した場合は1キロメートルごとに非会員と同じ料金が適用されるため、注意が必要です。
JAFの利用料金は会員と非会員でどのくらい差がある?
JAFの利用料金は、会員と非会員で差が設けられています。まず会員の場合、基本料は発生しません。作業料についても、30分まで無料となっています。対して非会員の場合、基本料は安くても8380円です。 また、ロードサービスにも料金の差が見られます。会員は一般道路の場合、ほとんどのケースにおいて料金がかかりません。対して非会員の場合、バッテリー上がりやスペアタイヤへの交換は2万1700円(8時~20時)、20キロメートルのけん引は5万300円かかります(8時~20時)。 このことから、会員と非会員で金額の差は決して小さくないといえるでしょう。何かトラブルが起きた際に対応してもらえるように、JAFへの入会は検討してみてもよいかもしれません。
JAFへの加入料金はいくら?
JAFの加入料金は、個人の場合6000円/年が基本となります。一括で支払ったり、自動振替を利用したりすれば割引を受けられるため、必要に応じて利用するとよいでしょう。 また、JAFでは家族会員や法人会員などでの登録も受け付けています。家族会員の場合は入会金がかからないうえ年会費が安いといったメリットがあるため、自分に合った方法で申し込みを検討してみてください。
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