王将戦挑戦者決定リーグ 広瀬章人九段が菅井竜也八段を下す 千日手指し直しの末
将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は13日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの1局を行い、千日手指し直しの末、後手の広瀬章人九段(37)が菅井竜也八段(32)を106手で下した。広瀬は3勝2敗で挑戦権獲得の可能性を維持し「最終局は精いっぱい頑張りたい」。敗れた菅井は3勝3敗で今リーグ戦を終え、2期連続挑戦はなくなった。 【写真あり】外観も凄い!新将棋会館が堂々完成 千駄ケ谷駅から徒歩2分 対局室8→12 特別対局室も“拡大” この日までのリーグ成績は以下の通り。 西田 拓也五段 4勝1敗 永瀬 拓矢九段 3勝1敗 近藤 誠也七段 3勝2敗 広瀬 章人九段 3勝2敗 菅井 竜也八段 3勝3敗 羽生 善治九段 1勝3敗 佐々木勇気八段 5敗 リーグ次局は14日の羽生―永瀬戦で、最終一斉対局は20日に予定されている。