どんな訓練や授業?警察学校に記者が体験入校「私はもう走れません」
長友「私はもう走れません。皆さんすごいです。日々、訓練している方たちなので、体力がやっぱり違いますね。すごいです」 訓練は、この後、1時間ほど続きました。 河野友尋 担当教官「やはり信頼されるには強い力ですね、犯人に負けない強い力、そして何か困っている方がいれば、すぐに手を差し伸べる優しい心っていうのも成長させてあげたいなと思っています」 それぞれの志を胸に警察学校に入校した初任科生たち。 一人前の警察官を目指して、厳しい訓練の日々が続きます。 初任科 長期総代・山下統世巡査「今、大変、濃い毎日が充実した生活を送れております。犯罪を犯した人には厳しく。困ってる人には手を差し伸べられる優しい警察官になっていきたいと考えております」 上田沙織巡査(26)「地域の住民の方から信頼されて、自分がやらないとという気持ちを持って、誇りと使命感を持った警察官になりたいと思います」 ■取材を振り返って 大きな声を出すというのは徹底して言われたことでした。 現場では人を誘導させたり、犯人を制圧する際には必ず大きな声を出すことが必要だということで、そこは徹底しろと言われました。 この警察官を志願する人は年々減っていて、宮崎県警の受験倍率は、去年は、3.8倍と2018年の8.3倍から年々減少しています。 7月17日から受験の申し込みの受け付けが始まるんですが、宮崎県警察本部では、近年、勤務時間や勤務場所など、ワークライフバランスに配慮した様々な取り組みも進め、受験者数の増加を図りたいとしています。 もちろん私が経験したような厳しい訓練もあるんですが、今回の体験を通して 新人警察官たちの志の高さというものを感じた取材となりました。
宮崎放送