第96回アカデミー賞、助演男優賞は『オッペンハイマー』ロバート・ダウニー・Jr.
『オッペンハイマー』のロバート・ダウニー・Jr.が、第96回アカデミー賞助演男優賞を受賞した。 【写真】『オッペンハイマー』場面写真(複数あり) 『オッペンハイマー』は、第二次世界大戦下、世界の運命を握ったアメリカの理論物理学者オッペンハイマーを描いた実話に基づく物語。原子爆弾の開発・製造を目的とした「マンハッタン計画」の最高責任者である陸軍のレズリー・クローヴス(マット・デイモン)から極秘プロジェクトへの参加を打診され、その研究施設であるロスアラモス国立研究所の所長を務めたオッペンハイマー(キリアン・マーフィー)。マンハッタン計画を遂行した後、原爆投下による惨状を知り、その破壊力に対して苦悩することになる。 ダウニー・Jr.は、主人公オッペンハイマーと対立するアメリカ原子力委員会の委員長ルイス・ストローズ役を演じた。ダウニー・Jr.がアカデミー賞にノミネートされるのは本作で3度目、今回が初受賞となる。 ■第95回アカデミー賞 助演男優賞ノミネート スターリング・K・ブラウン『アメリカン・フィクション』 ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 ☆ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』 ライアン・ゴズリング『バービー』 マーク・ラファロ『哀れなるものたち』 ※☆が受賞者
リアルサウンド編集部