降格圏のバレンシア コルベラン氏を新監督に任命
【AFP=時事】サッカースペイン1部リーグのバレンシアが、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)を率いるカルロス・コルベラン監督を新指揮官に迎えた。25日、両クラブが発表した。 【特集】写真で振り返るサッカー監督のビフォーアフター 今季リーグ戦で降格圏にいるバレンシアは先日ルーベン・バラハ監督を解任しており、コルベラン氏の契約の中にあった買い取り条項を行使した。契約は2027年までとなっている。 バレンシアのユースチームでGKだったコルベラン氏は、昨季WBAをチャンピオンシップのプレーオフに導いていた。2年以上を過ごしたクラブに対しては感謝の思いと、今後の幸運を願うメッセージを残している。 41歳のコルベラン氏は、これまでチャンピオンシップのハダーズフィールド・タウンやギリシャ1部のオリンピアコスで指揮を執り、リーズ・ユナイテッド時代には当時のマルセロ・ビエルサ監督の補佐を務めた。 6度のリーグ王者に輝いているバレンシアは1986-87シーズン以降は1部でプレーしているが、今季は17試合でわずか勝ち点12にとどまって残留圏と4ポイント差の19位に沈んでおり、コルベラン氏はクラブを降格の危機から救うという困難な挑戦に挑むことになる。【翻訳編集】 AFPBB News