掃除をするのが億劫な人におすすめ。シンプルかつ効果的な掃除法「20/10メソッド」とは?
家の掃除をするのが億劫になりがちな人に朗報です。あなたのような人に最適な方法が考案されたのです。 それは「20/10メソッド」と呼ばれるもの。この20/10メソッドは、数年前からある、シンプルかつ効果が高いとされる掃除法です。
掃除法「20/10メソッド」とは
20/10メソッドは、2017年にRachel Hoffmanの著書『Unf*ck Your Habitat: You’re Better Than Your Mess』から生まれたものです。 この本には、掃除の進捗状況の写真を撮ることや、特定の順序でスペースを整理するなど、それを実現するためのさまざまな方法について詳しく説明されていますが、その最初のヒントである「20/10メソッド」が重要です。 このメソッドの基本的な内容は、20分間掃除を行ない、その後10分間休憩するというもの。これが基本です。 ポモドーロ法などのほかの生産性テクニックに似ていますが、ほかの方法よりも作業時間を短くし、休憩時間を増やす特徴があります。 最大の効率を得るために、各20分間のブロックを、散らかったデスクや山積みの洗濯物など、特定の場所やエリアに充てることをおすすめします。 すると少しずつ、タスクが完了していくでしょう。
20/10メソッドがベストな掃除法のひとつである理由
ハードワークの合間に休憩を取ることの重要性は、文献などでよく知られています。 あまりにも多く、長く、一生懸命に働くと、疲れ果ててやる気をなくしてしまうことがあるからです。 また、勉強や仕事のためにこのような「作業と休憩がセットになったテクニック」を使う場合、作業の時間には深く考えなければいけないのに対し、掃除は比較的無心で行なうことができます。 そのためポモドーロテクニックが25分の作業時間を要求するのに対して、掃除には20分あれば十分なのです。 とはいえ、掃除においても休憩は非常に重要なので、それを削らないようにしましょう。休憩時間を使って、掃除したスペースを満喫することを試みてください。 たとえば、デスクを掃除した場合、そのデスクに座って10分間、整理された状態で使用する。また、椅子に積まれた洗濯物をたたんだ場合はその椅子に座りましょう。 自分の作業の成果を楽しんでくつろぐために、10分間の完全なリラックスを取ることは、即座の満足感を得ることができ、再び取り組む前にエネルギーを充電する時間を提供してくれますよ。
ライフハッカー・ジャパン編集部