ハンターカブに色んなメンテナンススタンドやスタンドフックを試してみる
ハンターカブCT125をメンテナンスするにあたって、メンテナンススタンドを活用したいんだけど、リアスタンドって意外とサイズがあるんですよね。ものによってはうまく掛けることができない場合があったりも。 なので、多彩なメンテナンススタンドをラインナップしているデイトナに行って、実際にCT125にはどんなメンテナンススタンドが良いのか、一人で掛けることはできるのかを試してきたよ。あとせっかくなので、フロントスタンドが使えるのかどうかも確認してきたよ。 【画像】各アイテムの取付方法やディテールをギャラリーで見る(27枚) 文/Webikeプラス 若林 浩志
スタンドフックナットやスプールナットを取り付けることで、CT125にメンテナンススタンドを掛けやすくなるよ
さて、メンテナンススタンド試す前に下準備。 せっかくメンテナンスタンドを使うなら、U型やV型のフックを取り付けることが出来るよう、スタンドフック(スプール)を取り付けたい。 これ、レーサーなんかには必須のアイテムで、その手のバイクにはスイングアームに取り付け用ネジが切ってあるんですよ。ネジに専用形状のボルトみたいなパーツを装着するわけ。 でもカブシリーズのスイングアームには、そんなネジ穴ないので、サスの下側取り付けナットをスタンドフック対応のものに交換するのがカブレースなんかでの定番。 つまりスタンドフックナットとかスプールナットと呼ばれるものを装着するんだけど、もちろんハンターカブにも対応してるよ。 今回用意したのは、デイトナのスプールナットと、Cubyのスタンドフックナット。 ────────── 取付方法 ────────── スタンドフックナット(スプールナット)の取り付けは、ナットを置き換えるだけ。 リアサス下側の袋ナットを14mmの工具で外そう。 そしたら、19mmのメガネでスタンドフックナット(スプールナット)を取り付けるだけ。 締結トルクは29Nmね。 画像はCubyのスタンドフックナットだけど、デイトナのスプールナットも19mmメガネレンチで大丈夫だよ。 Cubyのスタンドフックナットはスチールとステンレスの2種類があったりする。ステンレスは見た目がとにかくカッコ良いので、個人的にはステンレスオススメ。 ナットの全長は約23.5mmで、根元からフックするための凹部分までが約12mm。 お次はデイトナのスプールナット。 こちらはスチールで、Cubyのものよりやや長め。この長さのおかげで干渉も少なそう 全長は約33mm。フックするための凹部分は余裕を持った設計。さらにフックが入りやすいよう、テーパー形状になってる。 これさえあればU型アタッチメントやV型フックを使いこなすことが出来るよ。 ■ハンターカブのスイングアーム幅 試す前にハンターカブのスイングアーム幅を実測しておくよ。タンデムステップ取り付けボルトあたりでおよそ225~235mmくらい。実際にはもう少し後ろに掛けると思うけど、スイングアームの幅を測るのが難しかったので、ここで断念。