北九州市で“頭が2つ”のニホンマムシ見つかる 発見の男性「思わず大声が出た」 博物館に展示待ち望む声も
“双頭のヘビ” 死んだ理由は?
かまれると死にいたるおそれもあるニホンマムシ。なぜ頭が2つあるのか、その理由についてあらためて聞いた。 いのちのたび博物館・江頭幸士郎学芸員: 母親のおなかのなかで、2匹分になるはずだった胚っていう赤ちゃんの素が、何らかの形で1つになってしまって、頭だけは2つのまま出てきたとか…。数万分の1っていうのは、言い過ぎではないと思いますね 江頭学芸員によると、死んだ理由は栄養失調とみられるという。やはり頭が2つあると栄養が行き渡らない可能性があるというのだ。また双頭のヘビの価値についてペットショップに聞くと、生きていて販売が可能な毒のないヘビだった場合は、100万円以上するという。 市民からの問い合わせも相次いでいるという双頭のマムシ。いのちのたび博物館は今後、標本にするための準備を進め、7月をめどに展示を開始するという。 (テレビ西日本)
テレビ西日本