異国に滞在している気分に! 一風変わった施設に泊まれるキャンプ場3選【東北エリア】
テントやタープにシュラフ。アウトドアを楽しみたいけれど、キャンプ道具一式を買い揃えるとなるとハードルが高いと感じる人も多いのではないでしょうか。そんな人のために多くのキャンプ場には、テントサイトの他にキャビンやコテージなどの宿泊施設が備えられています。施設の種類はキャンプ場によって様々ですが、そのなかでも今回は一風変わった施設に泊まることのできるキャンプ場に注目してみました。東北エリアのキャンプ場を3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 【写真】個性的な東北エリアのキャンプ場をチェックする(全3枚)
可愛らしい三角屋根が人気のツリーハウス
【施設名】名川チェリリン村オートキャンプ場(青森県三戸郡南部町) まずは青森県南東部、八戸駅からクルマで30分ほどの場所にある「名川チェリリン村オートキャンプ場」。こちらの特徴は可愛らしい三角屋根のツリーハウスが30棟もあること。トイレや炊事場、シャワー棟も三角屋根で統一されていて、カラフルなキノコがたくさん並んでいるようなユニークな景観が広がっています。ツリーハウスの定員は4名。利用料金は宿泊が4400円、日帰りの場合は2200円とお手頃です。各棟コンセント付きで、調理器具やテーブル、チェアなどのセットも有料でレンタルできるので初心者にも安心ですね。 他には芝生のオートサイトが20サイトと、テレビやエアコン、冷蔵庫などを備えたケビンハウス5棟も。クルマは全施設に1台ずつ横づけ駐車できるのでとても便利です。キャンプ場利用者は温水シャワーを無料で利用できるのも嬉しいポイント。 名川チェリリン村には、キャンプ場の他にグランドゴルフ場やテニスコートなどアクティビティも充実。道具レンタルがあるので手ぶらで行っても楽しめます。キャンプファイヤーやレクリエーション施設も利用できるので、大人数や団体のイベントなどにもおすすめの施設です。
日常から離れて本格的な「ゲル」に泊まれる
【施設名】つがる地球村オートキャンプ場(青森県つがる市) 青森県つがる市の「つがる地球村オートキャンプ場」は、100サイト以上のオートサイトがある大きなキャンプ場です。電源付きサイトやトレーラーサイト、ペット同伴可のサイトを備えていて、キャンパーのあらゆる希望に対応。シャワーやコインランドリーも完備しています。 他にはない大きな特徴は、モンゴル遊牧民の移動式住居である「ゲル」を利用できること。中は現地の雰囲気が再現されていて、テーブルセットと2組の簡易ベッドが備えられています。ベッドは2組ですが最大6名まで宿泊可能。寝具などは各自持参なのでご注意を。またゲル内では火気の使用は禁止なので、こちらも注意が必要です。冬期間は暖房が設置されるため、雪の中でも快適なアウトドア体験が楽しめます。 つがる地球村はキャンプ場の他に温泉やレストランを併設。大型遊具やスポーツパーク、大規模な野外コンサート場もあり、大人も子供も存分に楽しめる施設となっています。さらに施設内にある野菜畑では野菜を自由に収穫して食べることができるので、食育にもおすすめ。