上沼恵美子 賞レース出場悩むやす子に率直提言「もうなってるのに、どうしたん?って」
タレント上沼恵美子(69)が、2日放送の日本テレビ系特番「上沼×サンドの出すぎた杭は打たれない」(後4・05)に出演し、お笑いタレントやす子(26)の賞レースに対する悩みにアドバイスを送った。 【写真あり】賞レースに対する本音を告白したやす子 出演者たちの切実な悩みに、上沼とお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が真剣かつ笑いをまじえながら回答していくトークバラエティー特番。やす子は自衛隊上がりの異色ピン芸人としてブレークしたが、賞レースの優勝歴はなく、それが悩みの一つだという。 やす子は「忙しいを言い訳にして逃げちゃっているんですけど」と、多忙ぶりも理由の一つだと説明した。勝ちたい思いはあり、実際に挑戦もしたが、「いざ賞レースに出るぞと、去年とか出ていたら、“もう出なくていいじゃん?”っていろんな芸人から言われたりとか。出たら出たで、お笑いファンの方から“知名度で上がったんでしょう?”とか言われたり」と、周囲の声も気になる様子。「芸人でい続けるためには、ネタをしたいなと思うんですけど、ネタをするのと賞レースってまた違うなと思っていて」とも打ち明けた。 そんなやす子の葛藤に、21年までM-1の審査員を務めていた上沼が経験を踏まえて助言した。「審査員をやらせていただいた時、ハリセンボン(が出ていた)。売れているんよ。何で売れている子が出るのかな?と思った」。ハリセンボンは上沼が審査員を務めた07、09年に決勝大会まで進んだが、優勝はできなかった。 上沼は「家に帰って思ったのは、出ない方がよかったなって。あれだけ名前が知れ渡っているのに、タイトルが欲しかったのか何か分からないけど、もう全然いらないと思った」と、当時の率直な思いを回想。「だったらライブをやって、ハリセンボンのコンサートをやる。そっちやなって思って」とも付け加えた。 その上で、「やす子ちゃんのことで言うと、タイトルが欲しいかどうかは別にして、もうこれだけ売れているわけやから」と指摘。「やす子ちゃんになりたいために(出る芸人が多い)、やで?もうなってるのに、どうしたん?って」と自身の考えを伝えた。やす子は「十分、人気者ですもんね~」とジョークまじりに返し、笑わせていた。