今秋の日米野球は球数制限付の本気モード対決
小久保監督も、「今日、初めてルールのことを聞いたが、80球となると4回から5回でしょう。先発投手の人数を増やす必要がある。先発の次に中継ぎを専門としてきた投手ではなく、先発投手にバトンするという継投が必要かもしれない。試合の頭数(親善試合を含め6試合)に加えて、2、3人先発を召集することも考えている」という。 また、「タイブレークは、監督の私も含めてほとんどの選手が経験のないルール。その意味でもいい経験になる」と語った。タイブレークは、日本の社会人野球では採用されていて、現在、選手の肉体的な負担を軽減させるため高校野球での採用が議論となっている方式だが、無死一、二塁からバントなどをどう使うかなど、タイブレーク用の特別な戦略、戦術が必要で小久保監督の言葉通り、国際大会に向けてのいい経験となるだろう。 侍ジャパンは11月10日に、ソフトバンク、日ハムの連合チームと壮行試合を行い、11月12日から18日まで、京セラドーム大阪、東京ドーム、札幌ドームの3会場で5試合の対抗戦を戦う。また11月20日には沖縄那覇のセルラースタジアム那覇で親善試合が行われれる。