『虎に翼』「失言だった!」即座に謝罪できる上司・桂場。厳しくとも誠実な姿勢に視聴者「理想像」「あんことの比較でピンと(笑)」「常に自分を疑えとの穂高イズムが」
◆8月21日の『虎に翼』 現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第21週「貞女は二夫に見えず?」の103回が8月21日に放送され、話題になっています。 明日の『虎に翼』あらすじ。結婚をやめようと告げた航一。その真意は…これで継母・百合とも和解?…<ネタバレあり> *以下、8月21日放送内容のネタバレを含みます。 星家にやってきた寅子と優未(毎田暖乃さん)。 団らんの食事が進む中、航一(岡田将生さん)は家族にある提案を。航一の継母・百合(余貴美子さん)は大反対する。 航一の長男・朋一(井上祐貴さん)、長女・のどか(尾碕真花さん)はそれでも構わないと言うが―-。 そしてそんな中、轟(戸塚純貴)の提案で、寅子は優未と航一と、轟の仲間たちの集まりに参加することにーーといった話が描かれました。
◆あらためてあらすじ 結婚での改姓を巡り、ますます悩む寅子。 結婚して星姓になったとしても、仕事の上で佐田寅子と名乗ることはできないか、東京地方裁判所の所長となった桂場へ相談に向かいます。 しかし桂場は「そんなものはダメに決まっている」と一刀両断。 その理由として、「事件の判決や令状に記名する名前が戸籍上の名前と一致しないと、そこを突いてくる人が必ず出て、結果の信ぴょう性が疑われる」「ひいては司法の独立を揺るがす行為となりかねない」などと答えます。
◆表情が一変 一旦は納得した様子を見せた寅子でしたが、「なぜそんなくだらないことにこだわるんだ」との桂場の発言を聞いて表情が一変。 「なぜこだわる…。はて?桂場さんにもこだわられるものがありますよね。司法の独立、裁判官の資質、あんこの味」「私のこだわりをくだらないと断じられる筋合いはありません」と怒りを込めた様子で言い放ち、部屋を出ていこうとします。 すると一瞬考えた後、大きな声で「失言だった!」と発する桂場。 続けて「要望は認められんが、今のは君の言うとおりだ」とその場で寅子に謝ると、寅子も即座に「私も声を荒らげてすみませんでした。仕事に戻ります」と謝ります。 その後ナレーションにて「裁判官が令状に旧姓を使うことが認められるのは、平成29年のことです」と語られました。
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