米インド太平洋軍が北の弾道ミサイル発射を非難 「違法行為控えよ」
【ワシントン=坂本一之】米インド太平洋軍は4日、北朝鮮が現地時間5日午前に日本海に向けて複数の弾道ミサイルを発射したことを非難する声明を発表した。10月31日の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星19」の発射を含め北朝鮮の「行動を非難し、違法かつ(地域を)不安定化する行為を控えるよう求める」としている。 声明は「日韓や他の同盟国などと緊密に連携している」と説明。「日本と韓国の防衛に対する米国の関与は揺るぎない」と強調した。 また、今回の弾道ミサイル発射に関し「米国や同盟国に対する差し迫った脅威はない」と分析し、「引き続き状況を注視していく」とした。