栄養失調の状態で見つかった生後1カ月の保護子猫→「まさかこんなに元気になるとは」な成長姿にほっこり
保護された弱々しい子猫は、今では元気いっぱいなコに成長しました! 紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@shirokkumadvdさんの愛猫・まるちゃん。「#まさかこんな元気になるとは思ってなかった保護猫選手権」のハッシュタグとともに投稿された写真には、保護から現在に至るまでの成長姿が収められていました。 【写真】推定2才になったまるちゃんの姿。大きくなり、体はふくふく、毛並みの美しいコに成長 この写真は、2022年の夏に飼い主さんが生後推定1カ月ほどのまるちゃんを保護し、それから約1週間が経ったころに撮影したという一枚。「にゃー」と鳴いて訴えるような姿が可愛くて撮影したそうですが、当時は猫風邪の影響でまだ声が出ていなかったそうです。
2才を迎えたまるちゃんの姿は……
それから月日が経ち、現在推定2才になったまるちゃんの姿がこちら。保護当時と比べても随分と大きくなり、体はふくふく、毛並みの美しいコに成長しました。飼い主さんはどのような経緯で、まるちゃんを保護することになったのでしょうか。詳しいお話を聞きました。
まるちゃんとの出会い
まるちゃんとの出会いのきっかけは、飼い主さんが仕事終わりの帰宅中にぽつんと1匹でいるまるちゃんを発見したことでした。「怖がって逃げたりするのかな?」と近づいてみるも、まるちゃんは逃げる様子がなかったそう。 目が開いておらず弱々しい姿をしていたことから、飼い主さんは「カラスに襲われてしまうかもしれない」と心配になり、保護することを決めたといいます。 動物病院で診察を受けたところ、まるちゃんは生後推定1カ月だということが判明。猫風邪をひいており、目ヤニで目が塞がっていました。また、栄養失調と脱水状態で体重も平均の半分ほどで、非常に体調が悪い状態。その年の冬には膀胱炎になってしまうなど、病気がちだったといいます。 しかし、今ではそんな心配もないくらいの健康体に成長し、飼い主さんは「まさかこんなに元気になるとは」と思ったそうです。
まるちゃんはどんなコ?
子猫時代は自分から高いところに登っても降りられず、「にゃーにゃー」と鳴いて飼い主さんに助けを求めていたという、まるちゃん。成猫になった現在は、子猫のころのように無理をするような行動はしなくなったそうです。一方で、飼い主さんの足元にやってきてすりすりしたり、頭突きをしてきたりと、甘えん坊なところは子猫のころから変わらないそう。 飼い主さんにまるちゃんの性格をあらわす印象的な出来事について聞くと、こんなエピソードを話しています。 飼い主さん: 「外を眺めたくてカーテンを開けてほしいと思ったまるは、わざと物を落として私を起こそうとすることがあります。そんな姿を見ると、賢いコだなと思います」 出会った当時は心配になるほど小さくて弱々しかったまるちゃんは、飼い主さんに大切に育てられ立派に成長しました。飼い主さんにとって、まるちゃんはどのような存在なのでしょうか。 飼い主さん: 「私にとっては、自分が仕事などでしんどくても、まるがいるから自分がしっかりしなきゃと思わせてくれる存在です。きっとまるに守られているのかもしれません。これからも元気いっぱいに、仲良く暮らしていけたらいいなと思います」 写真提供・取材協力/@shirokkumadvdさん/X(旧Twitter) 取材・文/二宮ねこむ ※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
ねこのきもちWeb編集室