未だ所属先が見つからないラビオ 「決断の責任は我々が負う」と代理人を務める母は強気な姿勢を保持
高額給与がネックに
今夏、ユヴェントスを退団したアドリアン・ラビオの去就について彼の代理人である母親のヴェロニク・ラビオ氏が言及した。 ラビオは6月30日に契約満了によりユヴェントスを去った後、これまでミランやマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル・ユナイテッドなどへ移籍する噂があった。しかし彼の1000万ユーロに達する給料がネックとなり、現状どのクラブも獲得に動いておらず、所属先が見つからないままヨーロッパリーグの新シーズンが始まってしまった。 そして『L’EQUIPE』が、ラビオの現状についてヴェロニク氏にインタビューを敢行。すると彼女は「ユヴェントスに戻ることは選択肢になかった。この決断の責任は我々が負う」と発言したという。 ラビオは現在29歳と、体力的にはまだまだトップレベルで十分活躍できるだろう。しかし給料の減額に応じない限り、獲得に動くクラブはサウジプロリーグの金満クラブ以外には現れない可能性が高い。本人の意向はヨーロッパのリーグかつ、チャンピオンズリーグを戦えるクラブに所属することらしいが、母で代理人のヴェロニク氏の発言から、今のところ減額に応じる姿勢が伺えなさそうである。そうなるとサウジアラビアへの移籍もやむなしと考えているのだろうか。今後の動向に注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部
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