【予約殺到は必至】東京オートサロン2024で話題、レクサス「RZ450e Fスポーツパフォーマンス」が100台限定で登場
千葉・幕張で開催されている東京オートサロン2024の会場で、レクサスRZの特別仕様車「RZ450e Fスポーツ パフォーマンス(F SPORT Performance)」が発表されて大きな話題を呼んでいる。このモデルは2023年の東京オートサロンで公開されたコンセプトカー「RZ SPORT CONCEPT」の市販バージョンで、RZの持つ走る楽しさをさらに追求した特別仕様となっている。100台限定販売のため予約殺到が予想され、早くも抽選販売となることが決定。車両価格は¥11,800,000で、2月19日(月)まで全国のレクサス店で申し込みが受付けられた後、抽選が行われる。 【画像】レクサス「RZ450e Fスポーツパフォーマンス」を詳しく、写真を見る(全11枚)
BEV専用モデルとして登場した新世代SUV「レクサスRZ」
レクサスRZはブランド初のBEV専用モデルとして2023年3月にデビュー。レクサスらしい感性に訴えかける走りとデザインを電動化技術で実現し、レクサスがBEVブランドへと変革する起点としても大きな注目を集めた。 まずフロントに最高出力150kW(204PS)/リアに80kW(109PS)の駆動用モーターを搭載したAWDモデルの「RZ450e」が登場し、2023年11月には2WD(前輪駆動)モデルの「RZ300e」を導入して、多様なニーズに応えるべくモデルラインアップを拡充。プレミアムなモデルでありながら、供給が追いつかない人気モデルとなっている。
昨年公開されたコンセプト「RZ SPORT CONCEPT」の市販化モデル
今回登場した特別仕様車「レクサス RZ450e Fスポーツ パフォーマンス」は、昨年2023年1月の「東京オートサロン2023」で公開されて、BEVならではの走りやカスタマイズの楽しさを追求したことで話題となったコンセプト「RZ SPORT CONCEPT」の市販化モデル。 当時まだレクサスRZは正式発表されていなかったが、2017年にアジア人初の年間総合優勝を果たしたエアレースパイロットの室屋義秀選手、2007年からスーパー耐久に参戦するレーシングドライバーの佐々木雅弘選手とともに、空力と走りの性能を鍛え上げ、機能に根差したデザインを具現化したことで話題となった。 今回登場した特別仕様車では、あらためて室屋義秀選手とともにエアロダイナミクスを見つめ直し、航空機に用いられている空力技術を応用したカーボンウイング、カーボンターニングベインなど17点の専用エアロパーツを開発。ダウンフォースを増加させるなど、より高い空力性能を実現した。 走りの性能は佐々木雅弘選手とともにトヨタの下山テストコースで徹底的に鍛え上げ、21インチアルミホイール、専用チューニングのコイルスプリングやショックアブソーバーを完成させた。