JRAの角田大河騎手が急死 21歳 1日に自動車で函館競馬場に侵入して騎乗停止中
JRAは10日、デビュー3年目の角田大河騎手=栗東・石橋=が死去したことを発表した。21歳だった。 【写真】父・角田晃一調教師と話をする大河騎手 目元そっくり 角田大河騎手は1日午後8時30分ごろ、函館競馬場の馬場内に自らが運転する自動車で侵入し、芝コースを損傷させた事実が判明。騎手として重大な非行があったものと認められるため、日本中央競馬会競馬施行規程第148条第4項により3日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止の処分が発表されていた。 同騎手は父が元騎手の晃一調教師で兄が大和騎手という家庭に育ち、22年に栗東・石橋守厩舎からデビュー。競馬学校38期生で、同期には今村聖奈、大久保友雅、川端海翼、佐々木大輔、土田真翔、西塚洸二、水沼元輝、鷲頭虎太がいる。1年目はJRAで36勝を挙げ、新人騎手特別賞を獲得。翌23年も同36勝をマークし、毎日杯(シーズンリッチ)で重賞初制覇も達成した。3年目となった今年もここまでで18勝を挙げ、JRA通算90勝と節目の100勝まであと10勝としていた。