戸塚純貴“小栗”、一度は諦めかけた伊原六花“優香”への思いが再燃「今日も明日も明後日も好きです!」<肝臓を奪われた妻>
伊原六花主演のドラマ「肝臓を奪われた妻」(毎週火曜夜0:24-0:54、日本テレビ系/Huluにて配信)。6月4日放送の第10話では、「優香(伊原)への思いは止められない」と決意を新たにした小栗(戸塚純貴)が積極的に行動開始。彼女の元夫・光星(桐山漣)に会いに行き、「優香を傷つけるな」と彼をけん制したり、優香に再度アタックしたりと、一途な愛を貫く小栗に、視聴者から「カッコいい」「ガンバレ!」と、応援コメントがSNSにポストされた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】「肝臓を奪われた妻」相関図 ■肝臓を奪った元夫とその家族への復讐と共に、再び愛を信じて生きていく成長物語 本ドラマは、LINEマンガで配信中の、国内累計閲覧数が1億3300万ビュー(※2024年2月時点)を超える大人気の同名ウェブトゥーンが原作。自分がただの肝臓移植のための道具だったと知った優香が、肝臓を奪ってすぐに自分を捨てた夫とその家族に復讐の炎を燃やすストーリー。 しかし、ただの復讐劇ではなく、他人を信じられなくなった自分を支える周りの人々や守るべきわが子のために、再び愛を信じて前を向いて歩いていく優香の成長物語にもなっている。 ■小栗、光星に会いに行く 小栗は、訪れた区役所に飾ってあった優香の息子・結人(近江晃成)が描いた絵に、優香と共に結人と手をつなぐ自分の姿も描かれているのを見て、結人が自分を大好きだと言ってくれた事や優香との楽しい思い出が脳裏によみがえってきた。優香に交際を断られ、諦めようとしていたが、好きな気持ちは止められないと確信する。 性懲りも無く優香と結人に接触している光星に会いに行き、優香が光星と別れてからどれだけつらい日々を過ごしてきたのかを訴え、「もう彼女に近づかないでくれ」「これ以上、傷つけないでくれ」と頼むのだった。 そんな小栗に対し、「私たち家族の話なんだから、関係無い人は黙っててもらえませんか」と言う光星。小栗は光星の目を見て毅然とした態度で、「関係無くないです!」と二度言った。優香が苦しんでいる姿を傍観するのはもうやめたのだ。 ■小栗、優香と久々に対面 そして、告白を断られて以来勇気が無くて会いに行けなかった優香の元を訪れた。光星に会いに行ったことを告げ、もう光星とはかかわらないでほしいと頼むが、優香にも「関係無い」と言われてしまう。それでも「関係無いことも分かっています!振られてるし!」と優香の言葉を遮り、「それでも優香がこれ以上傷つくのは黙って見ていられない」と思いをぶつけた。 光星は結人の父親である以上、完全に関係を断つ事は難しいと優香は考えていた。それは、先日光星に父親がいなくて寂しかった幼少期を持ち出されて「息子から父親を奪う権利は無い」と言われ、「自分なら結人に良い環境を与えられる」と言われたためだ。光星の言うことはもっともで、経済的にも苦しい上に復讐に明け暮れている自分より、光星の方が結人を幸せにのかもできるのかもと思い始めていた。 ■小栗、優香への愛が爆発 「本当の父親だからといって、結人を傷つけないとは限らない」と言う小栗に、「私の気持ちなんて分からない」と反論する優香。彼は、彼女が復讐を続ける心情も含め、「分からないから分かりたいんだ」と告げ、「今日も明日も明後日も、(優香が)分かるまで言い続けますから。好きです!」と思いをぶつけた。 そして、「優香と結人の笑顔を守りたい」「優香を幸せにしたい」と愛を爆発させた。この一途な思いをぶつける小栗にグッときた視聴者は多く、応援するコメントや「結人くんに必要な父親は、小栗さんなのに」など、小栗の必要さを優香に気付いてほしいというコメントがSNSにいくつもポストされた。 思いをストレートに伝えてくる小栗に優香は戸惑う。元々、小栗には好意を持っており、それ故、自分の復讐生活に巻き込みたくなくて、彼を遠ざけたのだ。だが、拒絶しても復讐のことを知っても、小栗の愛は変わらないどころかさらに強くなった。そんな彼を受け入れたい気持ちともう止められない復讐の間で、優香は揺れた。 「これ以上小栗に会ったら、きっと彼の優しさに甘えてしまう」と思った優香は、彼から逃げるようにその場を去った。その帰り道で、小栗を恋しがってだだをこねる結人を怒鳴りつけてしまい、自己嫌悪に陥るのだった。 ■優香、逆上した弘子に襲われる そんなある日、賢三(田村健太郎)が婚約破棄してきた原因が優香だと知った弘子(加藤千尋)が逆上して優香を襲う。生花店にあったモップを手にした弘子は、彼女めがけて思いっきり振り降ろした。が、間一髪でどこからともなくやって来た小栗が優香をかばい、モップは小栗の頭を直撃し、彼は気を失ってしまう。 小栗は無事なのだろうか。無事だとしても後遺症などは無い事を祈りたい。そして、「ケガの功名」で、小栗の愛を優香が受け入れる展開になるのを望むが、その前にケリをつけなくてはならない問題は山積みだ。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部 ※桐山漣の「漣」のしんにょうの点は一つ