五輪強化拠点NTCイーストで壁崩落事故、けが人はなし 卓球日本代表らが利用 当面利用見合わせ
日本スポーツ振興センター(JSC)は14日、国内トップ競技の強化施設である東京都北区・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)・イーストの1階エントランスで、同日午後1時過ぎに壁の崩落事故があったことを公表した。けが人はいないという。 NTCイーストは、2008年に完成した味の素NTC(東京都北区)に隣接する形で、19年6月に完成したトップアスリート専用利用施設。五輪競技の卓球、水泳、フェンシングなどの日本代表が練習拠点としている。 JSCは「今回の崩落事故の原因を究明の上、利用者の安全確保に必要な対応措置を講ずるまでの間、本施設の利用を見合わせることといたしました。また、速やかな事故の原因究明を行うため、外部有識者のご協力を得て、JSCとして崩落事故調査チーム(仮称)を立ち上げる予定です」と、当面は施設利用を見合わせることを発表した。