大洲で高齢女性が畑で倒れ意識不明…県内12地点で今年1番の暑さ 熱中症疑いで11人搬送
きょううだるような暑さでした。新居浜では36.8℃を観測するなど、愛媛県内ほとんどの地点で今年1番の暑さとなりました。この暑さで、大洲市では高齢女性が畑で倒れ、意識不明の重症となっています。 穴井記者: 「午後2時すぎの松山市内です。非常に強い日差しが照り付けていて時折吹く風も熱風のように感じられます。手元の温度計は直射日光の影響で35℃まで上がってきました」 きょうの県内は新居浜で36.8℃、西条で36℃など県内5地点で猛暑日となったほか、12の地点で今年1番の暑さとなりました。 この、うだるような暑さの中…城山公園にはキッチンカー10台が集合し、夕方始まる「ジビエ夏祭り」の準備が進められていました。 ネイティブキッチン 鈴木寛顕代表: 「赤道直下って感じですね。とりあえず風通しをよくして、あとは熱中症対策でしっかりこまめに水分を捕ったりして乗り切っています」 チャンネル4の調べでは、きょう午後4時時点で県内であわせて11人が熱中症の疑いで搬送。そのうち大洲市では、80代の女性が畑で倒れていて意識不明だということです。 県内はあすも予想最高気温が新居浜で35℃、松山・宇和島で34℃と厳しい暑さが続く見込みです。あすの「暑さ指数」は県内各地で最も高い「危険」な値になると予測されていて、外出をなるべく避け、涼しい環境で過ごすなど熱中症対策が必要です。