大谷のメジャー正式挑戦表明を受け米では早くも二刀流の是非が論争に
また正式表明を受けて移籍先を巡る情報も過熱している。 スポーツ情報サイト「スポーティングニュース」は「日本の大谷が大リーグでのプレー希望を表明」との見出しで記事を発信。「大谷の話題は大リーグ関係者周辺で上がり続け、ヤンキース、ドジャース、レッドソックス、レンジャースが最も強い興味を示している」との情報を伝え、「大谷は記者に対し、自身が成長できる環境でプレーすることを熱望していると話している」と続けた。 「NJ.COM」では、同日FA市場の動向予測を挙げ、大谷を5番目の大物としてリスト。動画紹介を入れ、打者としてOPSが.942、投手として防御率が3.20と紹介。移籍先はヤンキースと予想している。 移籍先の予想では、またトロントを拠点とする情報サイト「ザ・スコアー」が今オフのFA市場動向に関する「7つの予測」という記事の中で、「大谷は再建途上のホワイトソックスと契約する?!」という見通しを記した。 「日本の二刀流の脅威、大谷は今冬にポスティングされる。これまで世界各地に広がってきたFA市場のなかで最も注目すべき選手は、ヤンキース、レッドソックス、あるいはドジャースとは契約しないだろう」とし、「その代わり、再建途上のホワイトソックスと契約に合意する」と予測した。 ホワイトソックスを最有力候補に挙げた理由としては、「この23歳が決めたアメリカにくる理由は、お金ではない。新たな所属先となるチームは30万ドル(約3300万円)のボーナスしか彼にオファーできない。だが、シカゴは、伸び盛りの選手たちと一緒に戦う環境を大谷にオファーできる。ホワイトソックスは大リーグで最高の選手育成システムを持ち、大谷を獲得すれば、近い将来に強豪チームとして態勢が整うだろう」というものだった。