「弱視から子どもの視力を守りたい」メガネ卸業者が子どもがワクワクするメガネを発掘・販売
初期の課題と普及の取り組み
さっそく、韓国に赴いて輸入・卸しをさせてもらえないか交渉。弱視に悩む子供を少しでも減らしたいという思いが伝わり、快諾されました。2010年8月に国内での販売を始めましたが、販売店の担当者は取り扱いをためらったと話します。 販売店の担当者: 「チープな感じはありました。眼科医からも金属製のメガネの指定があったりすることもあったので、取り扱いを躊躇している部分はありましたね」 そこで名古屋眼鏡は眼科を回り、トマトグラッシーズをPR。徐々に関係者の間で認知が広がり、それに伴って取り扱ってくれるメガネ店が増えていきました。
弱視の子どもと親からの反響
弱視の子どもの親からは、SNS上で反響が。「初めてのメガネで親も子どもも不安でしたが、かわいいメガネに出会えてよかったです」「息子はメガネを嫌がらずにかけて笑顔が増えました」といった声が多く寄せられました。 「弱視の早期発見が大事です。子ども用メガネで弱視に対する役立ちを実感できる事業に携わることができて、本当に良かったですね」と笑顔で話す金子さん。 子どもの視力発達をサポートする名古屋眼鏡の取り組みは、今後も続けられていくことでしょう。
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