藤野の鮮烈FK弾で先制も、劣勢の展開で追いつかれたなでしこJ。スペイン相手に1-1で前半を終える【パリ五輪】
開始3分のビッグチャンスは決められず
池田太監督が率いる日本女子代表は現地7月25日、パリ五輪のグループステージ第1戦でスペインと対戦している。 【PHOTO】パリ五輪に臨むなでしこジャパン18人とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 日本は4-4-2の布陣でスタート。GKに山下杏也加、4バックは右から清水梨紗、南萌華、熊谷紗希、古賀塔子、ダブルボランチは長谷川唯と長野風花、サイドハーフは右に宮澤ひなた、左に清家貴子、2トップは田中美南と藤野あおばというラインナップだ。 日本は開始3分にさっそくビッグチャンスを得る。敵陣で相手のパスをカットした流れから、田中のワンタッチパスを受けた藤野が狙うも、これは相手GKの好守に阻まれる。 立ち上がりはポゼッションでやや分が悪かった日本だが、13分に先制点を奪う。ボックス前右寄りの位置で得たFKを藤野が直接狙い、GKに触られながらも力強い一撃をゴール右にねじ込んだ。 リードを得た後も、パスワークに長けるスペインに対抗する形に。22分には自陣エリア手前でショートパスをつながれ、抜け出したボンマティの冷静なフィニッシュで被弾。同点とされる。 試合を振り出しに戻したスペインはさらに勢いを増し、日本は押し込まれる時間帯が続く。守勢に回るなかで、身体を張った守備でゴールを守る。 一方、攻撃面ではボールをなかなか握れず、思うようなアタックを繰り出せない。1-1のスコアで試合を折り返した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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