【熊本競輪・GⅢ開設記念】50歳の島田竜二が準決進出「最後のつもりで走る」
<4日・熊本競輪・2日目> 【記者コラム・野口雅洋の1000円勝負】 2予7R、地元の島田竜二が3着に入り、準決に進んだ。林慶次郎マークの松岡貴久が直線で抜け出して勝利。その後位から必死の追走で確定板を確保した。 「余裕はない。初日よりきつい。疲れはある」と2走目を終えると肩で息をした。だが、「仕上がっている。50歳だし、最後の気持ちで準決を走る」と気持ちはピークだ。 熊本バンクでの記念は2007年以来の出走。そのときは準決4着で惜しくも決勝には乗れなかった。それから17年。心筋梗塞で生死をさまよう苦難も乗り越えて、地元での戦いに戻ってきた。〝最後の地元記念〟の準決に、すべてをぶつける。 ▼12R(島田竜二) 脇本―中本を気合で追走。9=1―6、9―6―12、9―234578―6。 ▼6R(渡邉晴智) 熊本の「滑走路」を得意としていた。9年前の熊本記念では決勝7着。2007年の当地全日本選抜でも決勝6着と得意だった。51歳のベテランとなったが101点と復調中。堀内俊介マークから追い込む。9=2―135、9=1―25。