【現役ドラフト】巨人に移籍の馬場 皐輔 大学時に語った「もう一度自分を見直したい」
現役ドラフトで阪神から巨人へ移籍することとなった馬場 皐輔投手(仙台育英-仙台大学)が12日、都内の球団事務所で入団会見を行った。 【動画】馬場 皐輔(仙台大)「高い意識と確かな積み上げで、大学球界を代表する剛腕へ」 背番号は36番に決まり、「チャンスだと思って、いいスタートが切れるように頑張ります」と新天地での活躍を誓った。 馬場は2017年のドラフトで仙台大からドラフト1位で阪神に指名。1年目のキャンプは新人投手唯一の1軍のキャンプスタートとなったが、開幕は2軍で迎えた。しかし6月21日に1軍に登録され、同日のオリックス戦でプロ初登板。6回を5安打1失点に抑えるが、勝ち投手とはならなかった。2019年はファームで先発投手として起用されウエスタン・リーグ防御率2位の結果を残すも、1軍では2試合に登板でいずれもリリーフ起用の登板に終わった。 2020年は開幕一軍ではなかったものの6月30日に中継ぎ投手として一軍登録。この年はプロ入り初めて年間を通して一軍に定着し、32試合に登板、防御率は2.08、9ホールドを記録。さらに8月のDeNA戦で1点ビハインドの6回から登板し1イニングを無失点に抑えプロ初勝利を記録した。翌年も年間を通して一軍に定着し、44試合に登板、防御率3.80、3勝10ホールドと記録するも、22年、23年は思うような結果が出ずに、23年の現役ドラフトで巨人に移籍となった。 阪神での通算成績は106試合に登板、7勝4敗、22ホールド、防御率3.49となっている。 高校野球ドットコムでは馬場が大学4年時にインタビューを行っている。高校、大学で何を学んだのか、どのような取り組みを行なっていたのか当時のインタビューを再構成してお届けしたい。 (インタビュー初掲2017年10月23日) ************ 馬場 皐輔(仙台大)は、最速155キロのストレートと7種類の変化球を武器に、仙台六大学リーグでは通算15勝、防御率1.34と安定した実績を積み上げた。仙台育英時代は最速145キロの右腕がなぜ、ここまでのレベルに到達したのか。それは高い意識と計画的な練習による積み上げで、今の馬場があった。