ボーナス平均支給額ランキング、21位→1位に急上昇したのは“リスク管理の専門家”【doda調べ】
パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、「ボーナス平均支給額の実態調査」を実施した。20~59歳のビジネスパーソン15,000人を対象に聞いている。
2024年のボーナス平均支給額は年間106.7万円
調査によると、ボーナスの平均支給額は年間106.7万円(男性121.9万円、女性77.7万円)で、2023年度の調査から0.4万円のダウンとなった。冬は50.4万円、夏は51.0万円となっており、ほぼ横ばいとなっている。
前回(2022年9月~2023年8月)のボーナスに比べ、支給額がどのように変わったかを聞くと、「増えた」が38.9%、「減った」が17.8%という結果に。「増えた」は前回調査から4.9ポイントアップしており、賃上げが一定の影響を与えていることがうかがえた。
年代別でみると、20代は3.9万円、30代は1.0万円増加していた。一方で、40代は1.1万円、50代は5.6万円の減少となっており、世代による差が見られた。なお、30代の年間平均ボーナスは99.3万円→100.3万円に上昇した。
ボーナスの平均支給額が高い職種を見ると、1位は「内部監査」で、前回21位から大きく順位を上げた。金額としては、135.2万円→188.6万円と大幅に増加している。2位は前回に引き続き「法務/知的財産/特許」がランクイン。3位には前回14位の「リサーチ/市場調査」が入り、145.2万円→173.2万円とこちらも大幅アップしていた。
調査概要
・【調査対象】20~59歳の男女 ・【雇用形態】正社員 ・【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースをもとに実施、doda会員登録の状況については不問) ・【実施期間】2024年8月5日~8月13日 ・【有効回答数】15,000件