“あがきまくりの人生劇場”道産子と越後人「直江津、午前五時五十九分まで」幕開け
「道産子と越後人『直江津、午前五時五十九分まで』」が、昨日10月8日に東京のOFF・OFFシアターにて開幕した。 【画像】「道産子と越後人『直江津、午前五時五十九分まで』」より。(撮影:山崎伸康)(他20件) 道産子と越後人は、新潟県出身の清水伸(ふくふくや)と、北海道出身の津村知与支(モダンスイマーズ)による演劇ユニット。2021年に第1弾、2022年に番外編が上演され、今回は第2弾となる。深井邦彦が作・演出を担う今回は、清水の故郷である新潟を舞台に、中年2人のうまくいかない幸せ探しが描かれる。 開幕に際し深井は「寒さが顔を出し、雨も降っている中初日が開きました。ご来場頂いた皆様、お足元の悪い中本当にありがとうございました。足元が悪く、少しだけ冷えた皆様の帰路が今作で少しでも彩られていると願って、千秋楽まで進んで行こうと思います」とコメント。 清水は「長い間、稽古場にて悪戦苦闘して来ましたが、やはりお芝居と言うのはお客様と空間を共にして、初めて完成するのだなぁとしみじみ思う初日。ありがたやありがたや。本当にありがとうございました♪」、津村は「本日からいよいよ始まりました! 舞台はお客様の前に立ってこそ初めて成立するものだと改めて感じる事の出来た初日でした。東京公演はこれから14日月曜日まで9ステージを一気に突っ走ります。それから10/19、20と伸さんの地元新潟公演が控えています。おっさん2人のあがきまくりの人生劇場、宜しければ是非覗きに来て下さい。ご来場心よりお待ちしております!」とメッセージを送った。 上演時間は約1時間30分、東京公演は10月14日まで。その後本公演は、19・20日に新潟・新潟古町えんとつシアターでも上演される。 ■ 道産子と越後人「直江津、午前五時五十九分まで」 2024年10月8日(火)~2024年10月14日(月・祝) 東京都 OFF・OFFシアター 2024年10月19日(土)~2024年10月20日(日) 新潟県 新潟古町えんとつシアター □ スタッフ 作・演出:深井邦彦 □ 出演 清水伸 / 津村知与支