谷繁元信氏、燕・木澤は「まあまあ頑張ってくれている」と評価も「投げている回は長く感じる」
● ヤクルト 6 - 7 中日 ○ <25回戦・神宮> 21日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-中日』で解説を務めた谷繁元信氏が、ヤクルト・木澤尚文について言及した。 谷繁氏は木澤について「トータルで考えると1年間でゲーム数も投げてくれていますし、(登板前まで)防御率も2点台ですか。まあまあ頑張ってくれているなというところなんですけど、すんなりイニングを終えて帰ってくるというのを正直見たことがない」とバッサリ。続けて谷繁氏は「どちらかというとピンチを作りながら、ランナーを出しながら、抑えて帰ってくる。ものすごい木澤の投げている回は長く感じるんですよ。球数をかけて抑える。時折1球で抑える時もあるんですけど、そういうのは多いなというのを木澤に対して感じているところなんですよ」と指摘した。 この日も4-5の5回から登板し、1回・26球を投げ、2被安打、1奪三振、2与四球、2失点。谷繁氏は木澤が鵜飼航丞に2点適時打を浴びたあと、「自分で招いたピンチですし、今のも2ナッシングで追い込んで甘いところに投げれば打たれますよ。相手が自分より格下であれば抑えることができるかもしれないですけど、ある程度のレベルの選手であそこまで失投していると誰かが打ちますよね」と苦言を呈した。 木澤は21日終了時点で、54試合に登板して、3勝3敗16ホールド5セーブ、防御率3.12となった。 (ニッポン放送ショウアップナイター)
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