準決勝で２着に入りファイナル進出を決めた森且行

　オートレーサーの森且行（５０）＝川口・２５期＝は３０日、埼玉県川口オートレース場で開催中の「スーパースターフェスタ２０２４」４日目・第８Ｒ「ＳＳシリーズ準決勝戦」に出走。８車立ての７枠から発進して序盤の展開メイクに成功し、早めに好位置へ。先に抜け出した山田真弘には屈したが、２級車を操る浅倉樹良をねじ伏せて２番手ゴールを決めた。怪物ルーキーにＳＧレーサーの貫禄を示した。 　今年最後のシリーズで見事にベスト８入りを果たした森は素直に喜びを表して、いつも以上に丁寧に状態とレース感想を伝えた。「足周りは本当にいろいろやりましたが、良くはなっていると思いますが、思い切って入っていこうとすると抑え切れないんだよね。本気で突っ込めないのでリアタイヤは換えてみます。もう、気にしないで走るしかないのかな」 　２０２４年最後の開催も悩む足周り系、エンジンと調整の限りを尽くした。「最後の最後ですごいお金を遣っちゃったよ（苦笑）。まあ、何とか間に合ってくれましたね。整備をし過ぎて自分の腰が限界だよお。優勝戦は夜の時間帯なんだよね。う～ん、難しいね。とにかくタイヤ交換の準備をして、エンジンはピストン、シリンダーを戻すかもしれません。暗くなるので試走は３秒２６（４日目は３秒２８）ぐらいは出したいね。それにしてもジュラン君はすごいよね。勉強になりました。優勝戦は池田（政和）さんもいるし、大変だあ～（ワクワクしたような表情で）」