ヴィンテージ時計の新名所が渋谷・松濤に誕生! リニューアルした江口時計店の魅力とは?
店舗は2フロアを贅沢に使っており、1階は主に商談スペースで、奥にはガラス張りの個室を設けてあります。テーラーで言うところのビスポークルームのように特別感ある空間で、おもてなしの気分がたっぷり味わえます。 階段を上がった2階が、商品展示のメインフロア。さらに、併設された時計修理工房には能士が常駐し、修理やメンテナンスも受け付けています。
また「ECW SHOTO」の特徴が、公式サイトでヴィンテージ時計のストックリストを公開しているところ。気になるモデルは取り置き・購入の依頼をすることができます。 さらに、メンバー登録をすると一般の顧客よりも1日早く新たにラインナップされたモデルをチェックできるのだそう。運命の一本との出会いを逃さないためにも、ぜひ登録することをオススメします。 「ECW SHOTO」ではオンライン購入も可能ですが、時計はやはり、実際に目で見て腕に載せてこそ、その良さや相性を実感できるもの。そのため、江口さんは「上質な購入体験を提供したい」と考えており、基本的には来店し、納得してからの購入を勧めています。
本物を求めた時代の美と、その良さを広めていきたい
ハイセンスなヴィンテージアイテムが取り揃えられた「ECW SHOTO」。そんな夢のスポットを完成させた江口さんに、改めてヴィンテージ時計へのこだわりをうかがいました。 「店舗設計に“日本のバウハウス”という要素を取り入れたのは、“形は機能に従う”という彼らの理念に共感しているからです。実用的な道具として考え抜かれたアイテムは見た目も美しいことを表した言葉ですが、当店のヴィンテージ時計も、“機能美”“用の美”という目線で選んでいます。 例えば、ドレスウォッチならば華やかに装うシーンが暮らしの中にあった時代の作だからこそ、それに則したデザインがなされており、美観にも自然なリアリティが備わっています。言うまでもありませんが、ダイバーズウォッチやスポーツウォッチなどにも、その用途のための機能とデザインが備わっていますね」