小雨の中、笑顔でキャッチボールする村上（撮影・西岡正）

　「オープン戦、ロッテ（降雨中止）阪神」（１２日、ＺＯＺＯマリンスタジアム） 　１２日のオープン戦・ロッテ戦（ゾゾ）で先発予定だった阪神・村上頌樹投手（２５）は、１３日の同戦にスライド登板する。５日・楽天戦（甲子園）に続き、先発予定２試合連続で雨天中止となった。雨男として知られる青柳、大竹に次ぐ“三代目疑惑”も浮上するが、「自分じゃないです！雨はヤギさん（青柳）と大竹さんで十分です」とキッパリ否定。「ヤギさんと自主トレしたら雨がちょっとうつったかな」とジョークを飛ばした。 【写真】寒そう！雨の振るなかキャッチボールする村上 　同じく１２日に登板を予定していた門別は、昨季２軍で１０試合ほど雨で先発変更になったという“逸話”の持ち主。「きょうは後ろにモンちゃん（門別）がいたから、モンちゃんのせいです」と雨雲の原因を指摘した。 　シーズンでは６連戦初戦の火曜を任される見込み。３月に入って２週連続で登板日が火曜から水曜にズレることになったが、意に介することはない。２番手以降で登板予定の１３日に向けては、「（スライドでも）変わらないですね。バランス良くしっかり自分の球を投げられるように、というのが一番」とテーマを掲げた。 　５月３１日からの交流戦ビジター３連戦でも訪れるＺＯＺＯマリンでの登板は自身初となり、「初めてなんで、どんなんかなと。すぐ対応できるように頑張ります」と気合を入れ直した。１３日の千葉・幕張は快晴予報。仕切り直しのマウンド、青空の下で力強く腕を振る。