広島、琉球に勝利 “崖っぷち”から執念の1勝 最大11点差逆転し、Bリーグ決勝は第3戦へ
◆プロバスケットボール男子 ▽Bリーグ 日本生命チャンピオンシップ(CS)決勝 第2戦 広島72―63琉球 (26日、横浜アリーナ) 史上初の西地区同士の決勝は2戦先勝方式の第2戦が行われ、第1戦を落とし、後がない広島が、前回王者の琉球に72―63で勝ち、1勝1敗のタイに持ち込んだ。28日に行われる第3戦で勝者が決まる。 第1クオーター(Q)は広島がリード。第1戦で7得点と苦しんだエース・エバンスを中心に得点を重ね、山崎稜、アイザイア・マーフィーの3ポイント(3P)も続いて決まり、21―14。第2Qは、残り1分を切り、琉球が逆転に成功。前半は、琉球が34―30で折り返した。 第3Qは序盤、一気に琉球がリードを広げて、43―32。しかし、広島もフリースローから我慢強く粘り、山崎の3Pで2点差、その後、エバンスのシュートで逆転。第3Qは広島が1点のリードで終えた。 最終第4Qも広島の勢いは止まらず。連続3Pなどで、琉球を突き放し、最大11点差を逆転し、初優勝への希望をつないだ。 第1戦は琉球が3ポイント(3P)を15本沈め、今村佳太が最多15得点、岸本隆一が14得点をマーク。74―62で先勝していた。
報知新聞社