知事選のSNS運用巡り斎藤知事の代理人弁護士「違法性否定」 PR会社の投稿内容“公職選挙法違反”と指摘受けて /兵庫県
兵庫県知事選で再選した斎藤知事陣営のSNS運用を巡り、PR会社の代表が投稿した記事が公職選挙法に違反していると指摘されている問題で、知事の代理人弁護士が会見を開き「違法性はない」などと説明しました。
兵庫県知事選で再選した斎藤知事陣営のSNS運用を巡っては、西宮市のPR会社の代表が11月20日、「広報全般を任せていただいた」「SNSの運用戦略立案を行った」などとする記事をウェブサイトに投稿しました。 この記事の内容が公職選挙法に違反していると指摘されたことを受けて、斎藤知事の代理人弁護士が11月27日に会見を開き、「記事の一部は事実ではない」などと述べました。 代理人弁護士はPR会社へのポスターデザイン制作費などの支払いに違法性はないと主張したうえで、PR会社側のSNSでの広報活動は「ボランティア」などと述べて公職選挙法が禁じる運動員買収には当たらないと説明しました。 斎藤知事の陣営とPR会社の間で、ポスター制作に関して正式な契約書は交わしておらず、契約は口頭で行われたということです。