【速報】斎藤知事の代理人が会見「社長がnoteに記載した『SNS戦略を依頼した、広報全般を任せた』などは事実ではない」「(コラムは)盛っている、と認識」
兵庫県の斎藤元彦知事の代理人を務める弁護士が選挙活動のSNS戦略をめぐって会見を開いています。代理人は「社長がnoteに記載したように『SNS戦略を依頼した、広報全般を任せた』などは事実ではありません」「事実と事実でない部分が記載されている『盛っている、盛っていない』の意味では”盛っていると認識”」と話しました。 【LIVE配信を見る】斎藤知事の代理人弁護士が会見中 「判明している事実を説明します」 またPR会社からの見積書の中には、ポスター制作の他にYouTube動画撮影などの項目があったが、斎藤氏サイドは請求書にある5項目に絞って依頼したと説明しました。 5項目 ・メインビジュアル企画制作 10万円 ・チラシデザイン制作 15万円 ・ポスターデザイン制作 5万円 ・公約スライド制作 30万円 ・選挙公報デザイン制作 5万円 また、「社長はSNSに詳しかったので助言はあったが、PR会社の活動でなくボランティアとして行い、報酬支払いもない」とも説明しました。斎藤知事側とPR会社の間で結んだ契約が「口頭契約」で、契約書の書面は交わしていなかったことも明らかにしています。 いっぽうきょう、斎藤知事は再選後はじめての定例会見に臨みました。 知事への質問が相次いだのは、斎藤陣営で広報全般を任されたとするPR会社の女性社長が、ネット上のコラムに「監修者としてコンテンツ企画などを責任を持って行った」などと投稿し、公職選挙法に抵触するのではないか、などと指摘されている問題です。 斎藤知事は「公職選挙法違反はないと認識している。代理人が一元的に対応することが大事」と、問題について詳細を語ることはありませんでした。 また、コラム掲載に事前打診があったのかと聞かれて、「私は事前に一切見てもいません、そういう発信をすることも聞いていない。発信された後に知った」と回答しました。そのうえで「SNSでああいった文章のことは事前に聞いていなかったので、そういう意味でも若干のとまどいはある」と話しました。 いっぽうPR会社はこれまで、取材に応じていません。