次期衆院選で自民党が下野する!?自由民主党・和田政宗参院議員が強く示す危機感
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年4月2日に公開された動画ではゲストに自由民主党参院議員の和田政宗氏をお招きし、衆議院の解散時期や自民党の政治改革案ついて語っていただきました。 次期衆院選でも自民党が勝ち抜くために必要なこととは? 【このトピックのポイント】 ・解散総選挙のタイミングを徹底予想! ・自民党は党の解体的出直しの改革案の作成が急務! ・次期衆院選の勝敗ラインは?
和田政宗氏のプロフィールは以下の通りです。 1974年東京生まれの和田氏は、慶応大学卒業後にNHKにアナウンサーとして入局。原稿を読むだけではなく、現場を取材し良い番組を作るジャーナリストを目指して働いていました。 東日本大震災の時には、仙台放送局に勤務していました。震災から2年後に、特集番組の制作で沿岸部の取材をしていた時、それまで復興に尽力していた男性が「この先どうなるかわからない」と辛そうに泣きながら話す姿を見て「民主党政権のままではこの国が終わる」と感じたのが、政治の道に進むきっかけでした。 NHKを退職して、2013年にみんなの党から立候補して当選。その後は、みんなの党、次世代の党、日本のこころを大切にする党を経て無所属へ。自民党には2017年に入党しました。入党直後の衆議院議員選挙では、自民党の広報本部副本部長として、選挙統括や広報統括の任に当たり、安倍元首相のCM制作チームの総監督も担った経験もあります。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして和田氏に回答していただきました。
解散総選挙のタイミングは?
早ければ今年中にも衆議院解散が噂をされ、解散時期は4月、6月、9月、10月~12月と4つの候補が上がっています。 解散のタイミングについて問うと、和田氏は「党の解体的出直しの案を国民に示したタイミングで、国民に信を問うべき」と言及しました。 自民党は、リクルート事件の時に派閥解消などの方針を含む政治改革大綱を示しましたが、実行できませんでした。その反省から、自民党の政治資金問題の改革案について、今は、党内の議論を深く、迅速に進めている段階と話します。 和田氏「改革案が6月に決まっていくのであれば、その後の解散もあるでしょう」 公明党は、選挙は秋ごろを望んでいるという報道については「連立を組む政党の意見の尊重も必要だが、解散は総理が判断するもの」とコメント。