「とっさに名前が出てこない……」。思い出せない悩みを解消する「記憶力を高める3つの方法」
「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。 子どもには、これから必要とされる「考える力」や勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう! ● 40代から始める ・上司に聞かれたとき、記憶が曖昧で「後で確認して連絡します」とすぐに答えられなかった…… ・セミナーやイベントで話しかけられ、「この人、どこかで会った気がするけど名前が出てこない……」と焦る ・急に上司に話かけられ「Aプロジェクトの進捗報告、B資料の準備、Cの確認もよろしく」と口頭で複数指示される。メモを取れず、後から「Bってなんだっけ?」と困る ・資格試験の勉強をしていても、なかなか頭に入らない。もう年かな……? 仕事をしていると、誰しもこのような経験があるでしょう。年齢を重ねると、新しいことが覚えにくくなり、覚えたことも忘れてしまうことが多くなります。しかし、年齢を重ねると記憶力が衰えると言われますが、脳は筋肉と同じように、使えば鍛えることができます。新しいことを覚えやすくし、覚えたことを忘れにくくするためには、「記憶の仕組み」を理解し、それを活かしたトレーニングを日常に取り入れることが大切です。そこで、記憶力を高める3つのポイントを紹介します。 ● 1. 覚えるタイミングを工夫する 脳は「最初」と「最後」に覚えたことを記憶しやすい特性があります。これを「初頭効果」と「終末効果」と呼びます。よく、本を読んだときに、最初に書いてあったこと、最後に書いてあったことしか覚えていないなんてこと、よくありますよね。これが脳の特性です。仕事の合間や通勤時間、朝のひとときなど、短い時間を区切って情報を確認すると、効率的に記憶を定着させましょう。たとえば、朝の10分で今日覚えたいことをざっと確認したり、夜寝る前に覚えたことを軽く復習したりするといいでしょう。 ● 2. 視覚化して覚える 文章だけではなく、図やイラスト、マインドマップを使うことで記憶の効率がアップします。視覚的な情報は脳に強く残ります。例えば、資料の内容を箇条書きだけでなく、矢印やフローチャートで整理してみるのも良いですね。 ● 3. 感情と結びつける 感情が伴う情報は記憶に残りやすい傾向があります。新しい知識を覚えるときに、驚きや喜び、興味といったポジティブな感情を意識的に結びつけると効果的です。重要なデータに「これは会議で絶対必要!」などと意味付けをして覚えたり、会議に参加する上司の顔をイメージしてみたりしましょう。 『1分間瞬読ドリル』は、毎日たった1分で記憶力や発想力を鍛えることができるドリルです。視覚化して覚えたり、感情と結びつけたりする脳力を鍛えることも可能です。自宅で過ごす時間が増える年末年始、家族で、3世代で楽しんでいただけます。1分の積み重ねで、脳を鍛えましょう。 *本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。
山中恵美子