佐野ボーイズ、延長サヨナラで上三川を下し春季支部大会優勝
◆2024宇都宮河内ライオンズクラブ杯 日本少年野球春季栃木県支部大会 ▽決勝 佐野ボーイズ3x―2上三川ボーイズ=延長9回=(7日・栃木県総合運動公園C球場) 春季支部大会が行われ、栃木県支部では春季全国大会8強の佐野が延長で上三川を下し、昨年に続き優勝した。 ※ ※ ※ 接戦でも動じない精神的な強さが備わった。延長9回1死二、三塁で3番の主将・須田凌央(3年)が中堅深く打ち上げる。サヨナラ犠飛で上三川を下した。 須田凌は「『ここで決める』と気合が入ったけれど、頭は冷静でリラックスしていました」と笑顔。6回に駒形禪(3年)のタイムリーで勝ち越し。7回にマウンドに上がった瀬在大哉(3年)が2死三塁で、投球の際に転倒。ボークで同点に追いつかれ延長戦に突入も、チームは動揺しなかった。勅使川原敦監督(54)も「全国での苦しい戦いを経て、チームに粘りが出てきた」と評価した。 「まだまだ成長して、夏の全国に行きたい」と須田凌。関東ボーイズリーグ大会から選手権予選まで、続く試合にも視界良好だ。 【表彰】 最優秀選手賞 須田凌央(佐野) 優秀選手賞 神永帆飛(上三川)
報知新聞社