トレードの噂があるポーターJr.がフロントとの会話を明かす「雑音だと言っていたけど…」
デンバー・ナゲッツは、12月24日(現地時間23日、日付は以下同)にホームのボール・アリーナで行われたフェニックス・サンズ戦に117-90で快勝。マイケル・ポーターJr.はニコラ・ヨキッチの32得点7アシストに次ぐチーム2位の24得点に6リバウンド4アシストで勝利に貢献した。 だが26日にサンズのホーム、フットプリント・センターで開催された「NBAクリスマスゲーム2024」では3ポイントシュート成功率27.6パーセント(8/29)と不発で、16本ものターンオーバーを喫してしまい、100-110で敗戦。 ナゲッツではヨキッチが25得点15リバウンド2スティール、ラッセル・ウェストブルックが17得点6リバウンド、ジャマール・マレーが13得点6リバウンド6アシストを記録。ポーターJr.は今シーズン12度目となる20得点超え(22得点)に加え、4リバウンド2アシスト1ブロックでこの試合を終えた。 現行契約を2026-27シーズンまで残す208センチ98キロのフォワードは今シーズンここまで28試合に出場し、平均18.4得点6.8リバウンド2.8アシストにフィールドゴール成功率51.7パーセント、3ポイント成功率38.7パーセント(平均2.3本成功)を残し、全試合で先発を務めている。 先日ナゲッツの内部ではポーターJr.をトレードすることに関心があると報じられていたのだが、本人は24日のサンズ戦後にこう話していた。 「彼ら(フロントオフィス)が連絡をくれて、それ(トレードの噂)はすべて雑音だと言ってくれた。何も進展はなく、もしなにかあれば知らせると言っていた。彼らは僕のプレーが大好きで、アグレッシブにプレーを続けること、あとは今すぐに僕を動かすことはないとも言っていた」 ポーターJr.は2023年の球団初優勝にも大きく貢献した26歳の長身フォワード。今シーズンも主力の一角を担っているのだが、NBAではほんの一部の選手たちを除いて、誰もがトレードされる可能性がある厳しい世界。 そのため、ポーターJr.も苦笑いを浮かべながら「でももし彼らが僕を動かしたいなら、きっと自分へ言ったりはしないだろうね」とも語っていた。 ナゲッツは現在ウェスタン・カンファレンス5位の16勝12敗。ヨキッチ、マレー、アーロン・ゴードンらを擁するチームは、現有戦力で今シーズンを終えることになるのか、今後の動向に注目していきたい。
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