蕨野友也、映画で「ウルトラマンブレーザー」を卒業 「これから紡いでいくのはあなたたちです」
俳優の蕨野友也が12日、東京・丸の内ピカデリーで行われた映画「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」のグランドフィナーレに出席した。「ウルトラマンブレーザー」から今年7月に放送開始の「ウルトラマンアーク」へのバトンタッチも行われた。 「ウルトラマンブレーザー」は2023年7月からテレビ放送を開始し、今年2月に映画化。この日が上映最終日となった。フィナーレを迎えたことに蕨野は「皆さん、今日この日が来てしまいました。これまでたくさん国内外でたくさん応援してもらったおかげで、俺たちもこの日を迎えることができました。本当にありがとうございます」とファンに感謝の言葉を伝えると、場内は拍手に包まれた。 共演した搗宮姫奈、内藤好美、梶原颯も登壇し、思い出を振り返った。映画で再登場したジェットパック(飛行装置)に乗ったシーンを挙げ、「自分がつけて飛んで怪獣と相まみえて戦えたのは最高だった」と振り返った梶原。蕨野が「(梶原が演じた)ヤスノブが作り上げた」と話すと、「そうだと勝手に思っています」と場内の笑いを誘った。 さらに、次回作「ウルトラマンアーク」で飛世ユウマを演じる俳優・戸塚有輝も登場。「『ブレーザー』のおもしろさやかっこよさを、(ファンに)そのまま『アーク』に引き継いでもらえるように胸を張って立つんだという意気込みで来た」と力強い言葉を口にした。5人でSKaRD(特殊怪獣対応分遣隊)ダンスも披露したほか、サプライズで22年7月から放送されていた「ウルトラマンデッカー」のアスミ・カナタ役の俳優・松本大輝も登場。3代そろった隊長とウルトラマンの登場に場内から歓声がわき起こった。 最後に「(ウルトラマンシリーズを)これから紡いでいくのは、あなたたちです」と伝えた蕨野。「何かあったら助けに行く」と続けた。共に戦ったウルトラマンブレーザーと握手を交わし、満足の表情を浮かべて会場を後にした。
報知新聞社