【マーメイドS】トップハンデのミッキーゴージャスが実績馬の底力見せる
過去10年の連対馬19頭がハンデ55キロ以下で、51キロ以下は4勝・2着4回と斤量が軽いほどいい牝馬GⅢ。それでもトップハンデ56・5キロのミッキーゴージャスを狙うのは、今年はハンデキャッパーに認められた実力馬に勝機があるからだ。 理由は京都のロングラン開催。軽ハンデ馬が幅を利かせた14~22年は阪神開幕1~2週目のきれいな馬場だったが、3週目に組まれた昨年は55キロ&56キロでワンツー。馬場が消耗すればスピードや斤量の軽さだけでは乗り切れず、連続開催9週目の今年はなおさら実績馬の底力を信じるべきだ。 「気温が上がって馬体が充実。能力も間違いなくありますし、ハンデに見合う走りを見せたい」 開業7年目でダービーを制した安田調教師も性能の高さを信頼。母は同舞台の秋華賞をレースレコードで制したミッキークイーンで、父は宝塚記念を制したミッキーロケットと、季節&舞台もゴージャスに似合う。 〝究極の3連単〟はゴージャスを1着、コスタボニータ、エーデルブルーメを2着に固定した計12点だ。(夕刊フジ)