2000万円支給で恨み節「身内にとどめを刺された」細田健一陣営が迎えた『審判の日』【衆院選】
新潟放送
新潟県内の全ての小選挙区で、立憲民主党が全議席を独占した一方、自民党は全敗に終わった今回の『第50回衆議院議員総選挙』。 【写真を見る】2000万円支給で恨み節「身内にとどめを刺された」細田健一陣営が迎えた『審判の日』【衆院選】 運命が分かれた、投票日27日の長い夜。 異例の短期決戦は、“結果”が出るのも一瞬でした。 午後8時、投票箱のふたが閉まった瞬間、立憲民主党候補が相次いで当選を確信。 対する自民党は、あまりに早い決着に言葉を失います。 【新潟5区 高鳥修一氏】 「本当に残念な結果となりました」 「結果を出せなかったということは、それはひとえに私の責任であります」 【新潟4区 鷲尾英一郎氏】 「今の政治のありかた、精一杯訴えさせていただきましたが、私自身の訴えが皆さま方に届かなかった結果と思っております。大変申し訳ございませんでした」 【新潟1区 塚田一郎氏】 「逆風の中での選挙で、私自身が訴えたい新潟のための政策ということが、十分に届けられなかった…」 新潟県連事務所に集まった自民党関係者の表情は全くさえません。 当選した候補者の名前に添えて掲示するために用意していた“花”が、各小選挙区で咲くことはありせんでした。 「正直、いい加減にしろという気持ちはありますけど…」 解散当日の9日午前に突然「自民党非公認」とされ、強い逆風にさらされることになった新潟2区の細田健一さん。 さらなる逆風が、投票日の4日前にも吹きました。 ― 2000万円が政党助成金として支給された? 「そういう振り込みがあったと、会計責任者から支部の会計責任者から報告を受けています」 「選挙には使うなと指示がありましたので、一切使っていません…」 非公認とした候補が支部長を務める支部にも、自民党が2000万円を活動費として配っていたことが判明。 そして迎えた27日、… 「あれ?選対本部長は?」 「テレビで菊田さんが勝利宣言してるんですよ。テレビの中継で菊田さんが…」 結果は、5万6000票差の大敗でした。 【新潟2区 細田健一氏】 「皆さまに大変大きな期待をいただきながら、いい結果を出せずに『敗北』という結果になってしまって本当に申し訳ございませんでした」 「心からお詫びをいたします。申し訳ございませんでした」