〈ジープ〉ラングラーがあれば、大自然が遊び場! 冒険心をかきたてる本格オフローダー!
〈ジープ〉が誕生してから80年以上。本格オフローダーの代名詞的な存在であるこのクルマの魅力は、見ているだけで出かけたくなるところにあるのではないだろうか。悪路をも走破する圧倒的な機能性を持ちながら、スタイリッシュに進化した〈ジープ〉ラングラー。いつの時代にもアクティブ派を魅了するこのクルマの魅力に迫る。
よくスポーツカーを“エモーショナル”という言葉で表現する。流麗でセクシーなそのスタイリングが感性に訴えるからだ。が、個人的には〈ジープ〉ラングラーこそ最も“エモーショナル”なクルマと位置づけたい。理由は簡単。見ているだけで、「海に行きたい」、「山に行きたい」、「スノボに行きたい」、「キャンプに行きたい」、といろんな発想が浮かぶからだ。キャップを被り、ソールの厚いスニーカーを履き、お気に入りのダウンジャケットをカーゴに投げ込んだら、「さぁ、出発!」となる。 ご存知のようにこのクルマの起源は軍用車である。つまり、機能性重視。ボンネットを外からすぐに開けられるのも、ドアヒンジが外側に付いているのも、そんな理由だ。すぐに修理ができたり、パーツの取り外しを容易にする。ルーフがフラットなのもそう。そこに立って双眼鏡で遠くが見えるような役目をする。 もちろん、誕生から80余年が経ち、それらは今、デザイン的アイコンになっていて、当時の使い方には即していない。昨今の交通法規ではドアを外して公道を走ることは許されないからね。当然といえば当然。 とはいえ、そうした当時の機能的パーツがエモーショナルなのは確かだし、それをまとったボディが自然の中で映えるのは見逃せない。これほど大自然をバックに溶け込むクルマはほかにない。 となれば、アウトドア志向が高かったり、そうした趣味を生活の中に取り入れたりしている人は、ガレージに“ラングラー サハラ”を置かない理由はないだろう。積載性、そしてオフロードの走破性の面で期待を裏切らない。 “ラングラー サハラ”の価格は870万円~。カラーは4色用意されるが、どれもよく似合う。これはかなり難しい選択になることは間違いない。