【陸上】東京五輪1万m代表の安藤友香がワコールを退部「ここで得た経験と学びを、次のステージでも生かして頑張ります!」
ワコールは8月1日、女子長距離の安藤友香が7月31日をもって退部したことを発表した。 安藤友香の退部コメント全文をチェック! 岐阜県出身の安藤。高校は愛知・豊川高に進学し、年末の全国高校駅伝では1年時の2009年(2区)と3年時の11年(1区)には優勝に貢献した。卒業後はチームミズノなどを経て14年にスズキACに加入。初マラソンとなった17年の名古屋ウィメンズでは、当時の日本歴代4位となる2時間21分36秒をマークして2位に入り、同年のロンドン世界選手権に出場した。 その後、19年2月にワコールへ移籍。当初はマラソンで五輪を目指していたが、代表をつかむことができず、21年日本選手権10000mで2位に入り、同種目で東京五輪に出場した。 マラソンでのパリ五輪出場を狙っていたが、昨年のマラソングランドチャンピオンシップでは9位にとどまる。ファイナルチャレンジに懸けて今年3月の名古屋ウィメンズに出場。自己ベストとなる2時間21分18秒(日本歴代8位)で優勝したものの、内定条件となる記録(日本記録の2時間18分59秒)を突破できなかった。 安藤は会社を通じて、「沢山の方に出会い、ご指導いただいたおかげでここまで走ることができました。ここで得た経験と学びを、次のステージでも生かして頑張ります!」とコメントしている。
月陸編集部